私がkintone(キントーン)を推す理由
こんにちは。kintone(キントーン)導入支援のギャンです。
今回のテーマは「私がkintone(キントーン)を推す理由」です。
最近は「推し」という言葉をよく耳にするようになりました。辞書によると「推す」とは、人や物を、価値がある、適当だとして、用いるように薦めることだそうです。
で、私は数年前からkintoneを推してます。
長年、システム開発を行ってきた私がkintoneを推す理由を改めて以下にまとめてみました。
その1.拡張性(何でもできる)
現在、世の中にはたくさんのSaaSなどのクラウドサービスが存在します。それらは特定の業務に特化しており、専門性が高く確かに優れているのですが、kintoneはPaaSでもありますので、何でも作ることが可能です。顧客管理システムも作れますし、営業支援システム、売上管理システム、勤怠管理システム、稟議申請システム、グループウェアまでも作ることができます。しかもそれぞれをユーザーの業務に合わせることができます。さらにカスタマイズも可能で、プラグインや連携サービスを使うことでその用途はさらに拡大できます。APIも公開されていますので、プラグインや連携サービスまでも作ることが可能なのです。まさに業務アプリのプラットフォームですね。
その2.スピード(簡単、低コスト)
パーツを選んでフォームに置いていくだけで業務アプリが簡単に作成できます。なので、お客様と対面(Webミーティング)しながら、要望を聞いて、その場でアプリを作って画面や操作性を確認していただくこともできます。わざわざ、ドキュメントを書いてメール等で送付して確認と修正を繰り返さなくても、その場で配置を変えたり、色を変えたり確認しながらアプリを作れるのでアプリ作成にかかる時間が圧倒的に短くできるのです。その場で作らない場合でも、クラウドなので電話しながら同じ画面を見ながら作業することもよくあります。作業時間が短くなる=人的コストが削減できますので、従来のスクラッチでの開発とは比較にならないコストで業務アプリ開発が実現できるのです。
その3.コミュニケーション(共有、コメント)
kintone以外にもノーコードやローコードの開発プラットフォームは存在します。それらと大きく異なる点としてコミュニケーションツールとしてのkintoneが挙げられます。SNSとして投稿、返信、DMなどができるだけではなく、特にユニークなのが、レコードを共有してコメントできる点です。普通のSNSの場合は、投稿(文章や写真、動画など)に対するコメント機能があるのですが、kintoneは業務アプリでありながら、クラウドデータベースでもあるという特異性があり、そのレコードに対してコメントが可能なのです。例えば売上管理アプリのある月のある部署の売上のレコードに対して、経営者が「○月の売上が落ちてるけど、理由は何ですか?」という質問をkintone上で部署の責任者へ送ることができるのです。コメントを送られた責任者へは通知が届き、それをクリックするとそのレコードとともにコメントが表示されますので、そこで「○○が原因です。来月は問題ありません。」といった返信をすることが可能なのです。
私がkintoneを推す理由のまとめ
ここまで私がkintoneを推す理由を大きく3つ挙げさせていただきました。
実際に6年ほどkintoneで業務アプリを作成してきましたが、きちんとヒアリングができてお客様の要望通りに作成した業務アプリに関して、お客様の満足度は非常に高いものがあります。
さらにkintoneを推す理由として付け加えるとするならば、業務の変化に伴って業務アプリを変更することがとても容易なことです。項目の追加や削除、一覧での並び順の修正などは朝飯前というかほんの短時間で可能で、こんなに簡単な開発プラットフォームは他には存在しません。
ということで、これからも、私はkintoneを推していきますので、興味がある方は、是非、一度、ご相談していただければと思います。