kintone(キントーン)アプリの作成方法(初級編)
こんにちは。kintone(キントーン)導入支援のギャンです。
今回は「kintone(キントーン)アプリの作成方法(初級編)」というタイトルでkintoneアプリを作成する方法についてお話しさせていただきます。
目次
kintoneアプリとは
kintoneアプリとは、スマートフォンなどにインストールして使用するアプリとは異なり、kintoneで業務に合わせて作成できる業務システムのことを「アプリ」と呼びます。例えば勤怠管理アプリ、顧客管理アプリ、稟議申請アプリなどです。kintoneアプリは業務システムであると同時に業務データベースでもあります。
アプリの作成方法の概要
kintoneアプリの作成ですが、以下の方法があります。
- サンプルアプリを追加
- はじめから作成
- Excel/CSVを読み込んで作成
- テンプレートファイルを読み込んで作成
- ほかのアプリを再利用
- 登録済みのテンプレートから作成
kintoneポータル画面でメニューより「アプリを作成」を選択するか、アプリの+ボタン(アプリを作成する)をクリックすると以下のkintoneアプリストア画面が表示されます。
サンプルアプリを追加
kintoneアプリストアには、業務や業種、利用シーンごとにサンプルアプリが豊富に用意されていますので、用途に合ったアプリを選ぶだけで、かんたんにアプリを作成することができます。
はじめから作成
アプリをはじめから作成することができます。アプリの設定画面を開いて、フォーム上に必要なフィールドをドラッグアンドドロップで配置し、必要な項目を設定して保存することでアプリを作成できます。
Excel/CSVを読み込んで作成
Excelファイル、またはCSV形式のファイルを読み込んだけで、アプリを作成できます。アプリを作成するとファイル内のデータがアプリにインポートされます。
テンプレートファイルを読み込んで作成
kintoneで作成したアプリテンプレート(zipファイル)を読み込むことでアプリを作成できます。別のkintone環境で作成したアプリのテンプレートファイルを読み込むこともできます。
ほかのアプリを再利用
すでにkintone上にアプリを作成している場合は、そのアプリを再利用して新しいアプリを作成することができます。
登録済みのテンプレートから作成
システム管理者によって、アプリのテンプレートが作成されていれば、そのテンプレートを利用して新しいアプリを作成することができます。
アプリの具体的な作成方法
はじめてkintoneアプリを作成する場合は、「サンプルアプリを追加する」のが、もっとも簡単です。追加したアプリは、設定画面で編集することができますので、項目の追加や削除、名称などの設定の変更を行うことが可能です。また、アプリの構造や設定がどうなっているかを知るためにもまずはサンプルアプリを追加されることをお勧めします。サンプルアプリが不要になった場合は、あとでアプリを削除することもできます。
アプリストアに必要なサンプルアプリがない場合は、「はじめから作成」して下さい。
「はじめから作成」するとアプリの設定画面が開きますので、左側のフィールドから右側のスペースに必要な項目を選んでドラッグアンドドロップして下さい。必要な項目を配置したら、それぞれの項目の右上の歯車アイコンをクリックしメニューの「設定」をクリックして、名称等の設定を行います。すべての項目の配置、設定が完了したら「アプリを公開」をクリックするとアプリが作成されます。「フォームを保存」しただけではアプリは使用できませんのでご注意下さい。
ExcelもしくはCSVファイルからkintoneアプリを作成する場合は、「Excelを読み込んで作成」もしくは「CSVを読み込んで作成」を選びます。いずれも「作成を開始する」をクリックすることで作成準備画面が表示されますので、ファイルのインポートを行なうことでアプリが作成され、データがインポートされます。なお、Excel/CSVファイルを読み込んでアプリを作成した場合、アプリのフィールドが単純に縦に並んで配置されますので、アプリ作成後に設定画面でフィールドの配置を修正する必要があります。
テンプレートやアプリの再利用については、上記の方法でアプリを作成し、すでにアプリ(テンプレート)が存在する場合の作成方法となりますので、ここでは詳細は割愛させていただきます。
kintoneアプリの作成方法(初級編)のまとめ
今回、書かせていただきましたが、kintoneでアプリを作成するのは非常に簡単で、すぐに業務システムを作成し、使い始めることが可能です。
kintone以外にもノーコードの開発ツールが色々とありますが、直観的にアプリを作成できるという点において、kintoneの右に並ぶものは現状ありません。kintoneは本当に簡単に使い始めることができますのでぜひ導入を検討されてはいかがでしょうか?