kintone(キントーン)で採用管理

こんにちは。kintone(キントーン)導入支援のギャンです。
今回は「kintone(キントーン)で採用管理」ということで、kintoneを活用し採用管理を行なっている事例をご紹介いたします。

採用管理の現状

中小企業においては、人事管理システムを導入しているところは少ないと思いますので、採用管理(応募者管理)については、Excelを使っているところが多いのではないでしょうか?私自身、以前の勤務先において採用を担当していたのですが、応募者の管理、面接、テストの結果の管理などExcelで行っていました。

採用管理の事例

以前の勤務先での事例になるのですが、Excelで管理できる情報であれば、kintoneアプリ化することが可能ですので、kintoneで採用管理を行うようにしました。

応募者管理

求人サイト等を利用すると、専用の管理画面が用意されていますので、そちらで管理はできるのですが、そこでは、あくまでもその求人サイトからの応募者しか管理することができません。ほとんどの企業の場合、同時に複数の求人サイトや媒体を利用されるかと思いますので、別途、Excelで応募者管理のシートを作成し、そこに応募者情報と応募経路を記載してまとめて管理できるようにするかと思います。

「応募者管理」アプリを作成

まずはその応募者管理Excelをkintoneアプリ化しました。
応募年月日、応募者名、生年月日、最終学歴、連絡先等の基本的な情報と応募経路等の項目を配置し、履歴書や職務経歴書といった添付資料を添付ファイルとして保存できるようにしました。また、進捗状況を管理するために、進捗ステータス、対応日、対応者等も記録できるようにしました。

面接の管理機能も追加

さらに書類選考を終え、面接へ進んだ場合、企業としての評価基準項目に対して、評価基準に対する点数を入力できるようにしました。評価基準の項目を複数設定し、最終的に点数を合計するようにしました。なお、面接が複数段階ある場合には、それに合わせて項目を追加する形になります。
また、筆記試験の結果、適性検査の結果を記録する欄と、最終的な判定結果、日時、判定者を記録できるようにしました。

応募者管理の画面
応募者管理の画面例

なお、応募者のデータは個人情報ですので、参照等のアクセス権限は採用担当者、決裁者に限定して設定する必要があります。

kintoneで採用管理のまとめ

このように応募者の採用に関して、それぞれの企業の採用方法、採用基準に合わせて自由にアプリを作成できるのがkintoneのメリットです。ぜひ、kintoneを採用管理にも活用いただければと思います。